新型コロナウイルス感染症の拡大防止にかかる日本の入国規制について
現在、コロナウイルスの感染拡大防止のために、アジア、ヨーロッパなど111か国に滞在歴のある外国人が日本へ入国できなくなっています。例外的に一部の中長期ビザを持っている外国人は入国できますが、それ以外の外国人は基本的に入国できません。
正式には「上陸拒否」といい、この上陸拒否国を法務省HPで公表しています。
およそ1か月前の4月29日時点では74か国の上陸拒否でしたが、徐々に追加され5月27日時点で111か国となりました。地域別にみるとダントツでヨーロッパ圏が多いのですが、現在までの感染者数、死者数から見ると適当な措置なのかもしれません。
そんな中、政府がタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国について夏以降、入国規制緩和の検討していることが発表されました。4か国の感染状況が落ち着いてきていること、経済的な繋がりが大きいことなどでビジネス関連の外国人から入国ができるようになるようです。この「ビジネス関連」という大きな括りがどの範囲までなのか、詳細はこの後明らかになると思いますがとても気になるところです。